【北海道】利尻礼文サロベツ国立公園/稚内
利尻島:姫沼、オタドマリ沼、仙法志岬公園、見返り台園地等、利尻岳の雄大な姿を望むことが出来る島。礼文島:澄海岬、スコトン岬、地蔵岩、桃岩と険しい奇観奇岩の島で、礼文固有の植物も沢山あり「花の浮島」と呼ばれている。「利尻・礼文・サロベツ国立公園」
エゾカンゾウ等固有種を含む100種以上の花が咲き乱れる。広さは、23,000haでラムサール条約にも指定されている原野。原生花園には、ビジターセンターや遊歩道も完備されている。サロベツから望む利尻富士の雄姿も絶景!「利尻・礼文・サロベツ国立公園」
ここが、「日本最北端の地」!晴れた日には、43km先にあるサハリン(旧樺太)を望む事もできる。今、自分が日本の一番北(てっぺん)に居る事を実感できる場所。世界地図に「間宮海峡」の名を残した間宮林蔵の立像もサハリンを望むように建立されている。
氷河期に形成された「周氷河地形」の丘で北海道遺産にも選定されている。ここは日本一広い肉牛牧場「宗谷岬牧場」として「宗谷黒牛」が飼育されている。また、日本最大級の発電量を誇る「宗谷ウィンドファーム」は、57基の風力発電用風車が立ち並び壮大な景観を形成している。
「氷雪の門」(樺太島民慰霊碑)や樺太・真岡郵便局でソ連侵攻後も最後まで業務を全うし自ら命を絶った電話交換手の慰霊碑「九人の乙女の碑」、南極観測に携わった樺太犬「タロ・ジロ」をはじめとする犬たちが訓練をした場所としての「南極観測樺太犬訓練記念碑」や開基百年記念塔(展望台)・北方記念館(資料館)等のモニュメントや施設が点在する公園
防波堤上の散策路「しおさいプロムナード」は、宗谷海峡を見渡す事が出来、晴れた日には、サハリン(旧樺太)の島影も望める。夏の早朝には、眼下での昆布漁も見ることが出来る。「しおさいプロムナード」に続く「稚内港北防波堤ドーム」は、厳しい高波と風雪に耐え船舶を安全に係留する目的のため昭和6年に施工、同11年に完成。稚内港と樺太の大泊港を結ぶ「稚泊航路」の発着港として鉄道省の桟橋駅も兼ね備えていた。全長427m、高さ13mの半円形の回廊を70本の柱で支える形は、古代ローマの建築物を思わせる建築物で北海道遺産にも選定されている。
全国で2番目に高い「稚内灯台」や美味しそうな北の魚が泳ぎまわる「ノシャップ寒流水族館」、南極観測の資料が展示されている「稚内市青少年科学館」がある。また、ノシャップ岬から見える夕日は、とても綺麗で、特に利尻・礼文の島影に溶け合う夕日は、絶景!
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